手のひらで「センチ」がプレイできる時代 [ゲーム]
実は最近結構楽しみなのが、PSPのネット配信されるゲームの数々。DS用のゲームがオリジナルだけどしょぼい内容である一方で、PSP対応のは往年の懐かしいゲームが安価で提供されることが多く、見所が多いのがその理由です。
その一つに、一時代を築いた(ある意味で)「センチメンタルグラフティ」がリリースされていましたので早速プレイ中です。
この「センチメンタルグラフティ」、リリースされたのは1998年ですから、かれこれ12年も前ですよ。メディアはセガサターン。いいハードだったんですけどね。
このゲームが「一時代を築いた」と言えるのは、ゲームそのものではなくて、それを取り巻くメディア展開がこの後の時代に大きな影響を与えたことでしょう。肝心のゲームがリリースされていないにもかかわらず、キャラクター人気(デザイナーが優秀でしたし)に乗ってグッズ、フィギュア、CD、その他もろもろの商品がリリースされて、また声優さんのコンサートなども開かれ、散々盛り上げていったものです。当時これは「センチ商法」と揶揄されましたが、キャラクターに魅力が溢れていたのも確かでした。そういえば、コンサートも一回行ったっけ・・・(^^;)
しかしいざゲームがリリースされてしまうと、オリジナルキャラデザとは異なるキャラ絵が不評で、また「12人もの全国に散らばる女の子に高校生が毎週会いに行く」というどう考えても無理なシチュエーションなどが批判を浴び、ゲームとしては「クソゲー」認定されてしまったように記憶しています。
その反省からか、続編の「センチメンタルグラフティ2」はオリジナルキャラデザを活かし、しかも12人全員が高校を卒業して大人っぽくなっているというステキなシチュエーション。さらに前作の主人公のお通夜(事故死したらしい)から冒頭始まるという意外な展開が興味深かったんですが・・・ 人気復活には至らなかったようです。
さておき、12年を経て今PSPでやっていますが、当時も世間での評価ほど酷いゲームだとは思わなかったんですが、非常識なシチュエーションはともかく割りと面白いです。未だにキャラクターは色あせない魅力を持っていますし、12人もいると誰にしようかな~ と選ぶ楽しみも大きい(^^;)
PSP版はどうやらサターン版から移植されたPS版をベースにしているようですが、当時「ヘンな踊り」と言われていたオープニングムービーもそのまま。
何度となく聞いたオープニングテーマも懐かしい。結構これ楽しめそうです。
懐かしさに、未だに持っているセンチグッズを探ってみると・・・ 出てきた出てきた!
パート1のサターン版はありませんでしたが、当時入手困難でプレミアが付いたファンディスク「ファーストウィンドゥ」、しかも未開封が出てきましたよ! よく買えたなぁ・・・ それと、ついにエンディングまで至らなかったパート2も。ドリキャスまだ持っていたはずだからプレイはできます。攻略本もありました。
さらにWindows用のデスクトップコレクションと、パート2の時に出たキャラディスクの七瀬優版。これ非売品なんですが、なんで持っているんだろう? 優は好きな娘だったので良いんですが・・・
そういえば、どこかにTVアニメ版の「センチメンタルジャーニー」のLDボックス(!)もあるはず。クオリティは高かったアニメでしたしまた見たいんですが、LDプレーヤーは壊れていたはず(涙)
こうなると、是非PSP用のパート2が欲しいですね! リクエストしようかなぁ・・・
なんか昔ゲーム屋さんで見かけたような記憶があります。
そうか、PSに移植してればPSPでできるんですね!
by のりドム&みさドム (2010-03-23 23:46)
PSのゲームだけじゃなくて、懐かしのPCエンジンのとかたくさんありますよ~ 新規リリース早いし、これから注目のメディアです。
by AURA (2010-03-26 07:37)
>キャラディスクの七瀬優版
DC版の2の特典ですね
12キャラ分あるのでコンプするためには、、、
言うまでもない商法ですねw
>LDボックス(!)もあるはず
DVDも数年前に出ているのでまぁ何ですが
テレビ版は決して悪くなかったですよね
うちに残ってる唯一のLD BOXです
by みかげ (2010-03-30 11:34)
みかげさん、情報ありがとうございました。
そうでしたか、特典でしたか・・・ そういえばそうだったような気もしますね。当時で七瀬優は大当たりでもなかったけど大ハズレでもなかったと思いますが、今にして思えばあたりかも。
by AURA (2010-03-30 23:15)