終戦の夏にこそ読んで欲しい本 [コミック]
この本(というよりコミックですが)、ふとあるところで勧められていて表紙の独特のタッチに惹かれるものがあったために買ってみました。
少女たちに襲い掛かる容赦無い戦争の現実。この話に美しい現実の場面は殆どありません。寧ろ、映画とかで描かれているより酷い現実を描いています。悲惨でなんとも物悲しい雰囲気です。
信じたくは無いですが、今の学生には日本がアメリカと戦争をしたことを知らない人がいるとか・・・ 小学校高学年を長崎で過ごした僕には考えられない話です。もしいるとするなら、そんな人にこそ読んで欲しい。映画では描けない現実がここにありました。波打ち際に転がる女子学生の姿は心に焼きつきます。
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