1/100MG XXXG-01W ウイングガンダム [ガンダム]
デルタガンダム完成から三ヶ月、チビチビとやっていましたがようやく完成。最近EW版としてディスプレイスタンド用ジョイント追加とか成型色の見直しとかあったMGではありません。最初の“Ver.Ka”として発売されたMGです。
このウイングガンダムのデザインを、Newtype誌のピンナップで初めて見たときの衝撃は今でも覚えています。それくらい魅力的でした。エンドレスワルツ版のウイングゼロから逆算してウイングガンダムを造型したら? という発想からこのデザインを起こしたカトキハジメ氏には脱帽です。複雑な形状のウイング、エネルギーパックラックの造型、文句無くカッコいいです。僕の好きなガンダムの5本の指に数えられます。
このキットはMGとしては最早古い部類に入るでしょう。しかしこの複雑な形状のウイングを破綻無く纏め上げた技術は凄いと感じました。プロポーションも良好です。
例によって手を加えたのは頭部アンテナを削ったくらいです。塗装はかなり悩みました。隠密行動を旨とした筈の機体なのに、この原色バリバリのカラーリングはどうなのよ!? とも思い、G3のようなロービジにすることも考えましたが、最終的には指定色のトーンを落としたカラーリングとしました。ホワイト部分も実際はかなりアイボリーの強い感じでブラシしています。
「バードモード」と呼ばれる飛行形態にも変形しますが、そのプロセスはやや冷や冷やものでした。カッコは良いんですけどね。
意外にアクションの幅も広く、ポージングも結構決まります。惜しかったのは、右手はこの巨大なライフルを保持するには役不足で、しょっちゅうポロっとなりイライラすることしばし。この点は古いMGだからしょうがないでしょう。
大好きなMSでしたので、造型を楽しみながら作れた時間は充実していました。こうなると、やっぱりトールギスは欲しくなりますね!
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