600円ラジコン“CAUL” Hondaクロスロード [トイ]
タカラトミーから8月4日に発売された新ラジコンシリーズ“CAUL”シリーズを購入しました。例によってHonda車以外には興味の無い私。ストリームとクロスロードがラインナップされていたのですが、どうにもストリームが好きになれないので当然もとより気に入っているクロスロードを購入しました。
このシリーズ、特徴はなんといっても破格の600円という値段。さすがのトイザらスでも599円という「これ以上安く出来ません」という値段でした。まず最初に思ったのがあまりに小さい箱のサイズでした。横15cmくらいしかありません。チョロQのラジコン版パッケージよりさらに小さいです。
この破格値を実現するためか、中身は実にシンプル。ホイールはランナーから切り離す必要があり、またドアミラーもランナーから切り離し差し込む必要があります。しかしドアミラーは破損を考慮したのか予備パーツが付属しています。ボディは基本色が塗られている以外は、ライト、エンブレムはステッカーを貼ることで再現する内容です。
どちらかというと私はラジコン云々より、その造形に興味があったのでそこを中心に見てみますと、クロスロードのカクカクしたデザインを秀逸に再現していると言えます。特に、特徴的なドアミラーをしっかり再現してあります。
クロスロードはホワイトーパールで塗装してあったため、間延びした感じがしたのでおなじみ「ガンダムマーカー」のスミ入れ用グレーでスミ入れを実施。思ったよりくどくなりましたが、まぁ許せる範囲かと。クロスロードに関してはやった方が良いと思われます。
また、この手の低価格商品で懸念されるステッカーのクオリティですが、貼るべきところのサイズにしっかりと合うもので、問題ないと言えるでしょう。とくにドアミラーに貼り付けるグレーの部分、またワイパー部分のサイズがぴったりだったのは非常にポイントが高いところです。
ラジコンとしての機能は非常にシンプル。そこそこすばやく走りますし、直進安定性も良好。本体で単四×2、コントローラーで単四×2の経済的なバッテリーさえ投入すればなかなか良く走ります。底面を見るとモーターが露出しているくらい無駄をそぎ落としているほど割り切った作りがいい方に作用していると思います。
総評として、まずHondaファンなら買い(笑) おそらく商品としては立体化初のクロスロードトイがこの値段で入手できるとは、タカラトミーの努力に敬意を払います。今後も新規ラインナップが予定されているそうですが、まずはシビックタイプRを実現して欲しいものです。
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